Art Exhibition/展覧会

2016/04/29

展覧会紹介サイトの移動

 2016年4月以降のラテンアメリカ、スペイン、ポルトガルの展覧会紹介は、下記にサイトに移動いたしました。

Artésimo

2016/02/10

タペストリーアーティスト小林グレイ愛子の二つの展覧会

織・小林愛子展
2016年2月24日(水)-29日(月)
11:00-19:00(最終日17:00)
ギャラリーおかりや
東京都中央区銀座4-3-5銀座AHビルB2F
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Kobayashi_gray_aiko_ori
小林グレイ愛子
グアテマラの布コレクション展
<布が語るメッセージIV>チチカステナンゴ
Aiko's Treasures: Tejidos de Guatemala
2016年3月3日(木)-8日(火)
11:00-18:00(最終日16:00)
ギャラリー・イノウエハウス
東京都府中市美好町2-6-4
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作家からのメッセージ:
 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今年は2月末に2年ぶりの織の個展を、そして毎年開催のグアテマラの布コレクション展(今回のテーマはチチカステナンゴ)を3月初めに行います。
 昨年でグアテマラに行き始めてちょうど30年、グアテマラで待望の個展もでき一区切りついた感じがします。今年は3本のグアテマラツアーを企画、まだまだ続きそうかなとわくわくしています。寒い時期の展覧会ですが、是非いらしてください。二か所の会場には毎日おりますので、お会いするのを楽しみにしています。
 カリフォルニア在 Aiko Gray
 

2016/01/11

スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレスーピカソに鉄彫刻を教えた男 Julio González Retrospective: Master of Iron Sculpture

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チラシpdf

ペインの彫刻家フリオ・ゴンサレスーピカソに鉄彫刻を教えた男
会期 2015年11月28日~2016年1月31日
場所 世田谷美術館 1階展示室
    東京都世田谷区砧公園1-2
         http://setagayaartmuseum.or.jp/index.html
開館時間 10:00~18:00(ただし、入場は閉館の30分前まで)
休館日 月曜、2015年12月28日〜2016年1月4日
      (ただし、2016年1月11日は開館、翌1月12日は休館)
観覧料 一般1000円、65歳以上800円、大高生800円、中小生500円

2016/01/01

写真展 屋須弘平 グアテマラ140年のロマン JUAN JOSÉ DE JESÚS YAS Vida y Nostalgia en Guatemala

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写真展 屋須弘平―グアテマラ140年のロマン

会 期 2016年1月23日(土)~3月27日(日)  祝日除く月曜休館
     10:00~17:00(入場16:30まで) 
会 場 神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
     3F 企画展示室
     神奈川県横浜市栄区小菅ヶ谷1-2-1
     (JR京浜東北・根岸線 本郷台駅下車徒歩3分)
入場無料

主  催 神奈川県立地球市民かながわプラザ
後 援 一関市、一関市教育委員会
監 修 GaleriaLIBRO

夢を追って日本を旅立ち、遥か異国の地に根を下ろし、
カメラのレンズを通してグアテマラの人々と交流した写真家・屋須弘平

 幕末から明治へと時代が移り変わるなか、中米・グアテマラに移住したひとりの日本人がいました。彼の名は屋須弘平。屋須は天文学者を目指してメキシコに渡るも叶わず、移住したグアテマラで写真術を学び写真館を開設、やがてグアテマラの人々から大きな信頼を得て、優れた写真家として活躍しました。
 本展では、異国の地に根を下ろし、写真館で撮影したグアテマラの人々や教会建築の写真などを紹介します。2015年に日本・中米外交樹立80周年を迎えました。外交樹立される遥か前に写真家としてグアテマラで生きた人物の軌跡を知ることができます。さらに会場内に屋須の写真と同じアングルで撮影した写真家・羽幹昌弘の写真も展示します。

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チラシpdf

【関連企画】
飯沢耕太郎 講演会
「グアテマラで生きた写真家 屋須弘平」

2016年3月6日(日)14:00~15:00(開場13:30) 
あーすぷらざ(5F)映像ホール
参加無料 定員120名 要申込
申込開始2015年1月6日(火)
参加申し込み先:あーすぷらざ
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チラシpdf

一関藤沢市民劇場横浜公演
「屋須弘平物語 さくら」

2016年1月30日(土)
[昼公演] 開場12:00 開演12:30
[夕公演] 開場15:30 開演16:00
会場 神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
    2階プラザホール
チケット購入詳細はチラシをご覧ください。
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チラシpdf

屋須弘平 1846-1917(弘化3-大正6)
蘭学医の長男として仙台藩藤沢(現・岩手県一関市藤沢町)で生まれる。17歳で江戸に出て医学、横浜で天文学とフランス語を学ぶ。1874年金星の太陽面通過のメキシコ観測隊(観測地は横浜)の通訳を務める。天文学者を目指しメキシコに渡るも、政変でやむなくグアテマラに移住。写真術をグアテマラで学び、グアテマラ・シティに写真館を開設する。1889年写真館を閉じて帰国したが、高橋是清(後の首相)の要請でペルーの銀山開発計画に参加、日本を離れる。しかし事業は失敗。1891年再びグアテマラで写真館を開き、グアテマラ人マリアと結婚。アンティグアに写真館を移転する。1917年病のため 72歳で死去。1976年 2月4日アンティグアで大地震が発生した際、写真原板数百点が発見され、彼の写真家としての功績が日の目を見ることになった。

2015/12/04

竹久野生 展 「フィケFiqueで遊ぼう」 Let's Plya with "FIQUE" (Fiber of Agave)"

竹久 野生 展「フィケFiqueで遊ぼう」
Let's Plya with "FIQUE" (Fiber of Agave)"
会期 2015年12月3日 (木)- 12月15日(火)
11:00~19:00 (最終日17時迄)/月曜休廊
会場 プロモ・アルテ ラテンアメリカンアートギャラリー
    東京都渋谷区神宮前5-51-3 ガレリア2F
    Tel 03-3400-1995

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自作を前にして挨拶する竹久野生

2015/11/22

Colección MAC: Una suma de actualidades

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 チリのMuseo de Arte Contemporáneo(チリ大学美術学部付属)では、現在収蔵品展“Colección MAC: Una suma de actualidades”が2016年1月26日まで開催されている。

 1985年3月に発災したチリ地震以降、同館の収蔵品の多くは良い状態で保管はされていなかった。同館の1947年開館以来の新たな取り組みとして、2012年より収蔵品の念入りな調査が行われ、収蔵品目録も作成された。本展はその成果となる展覧会で、200点近く作品が展示されている。

展示品の作家名:

Agustín Abarca, Elías Adasme, Tótila Albert, Rafael Ampuero, Nemesio Antúnez, Graciela Aranis, Abelardo Araya, Herminia Arrate, Bororo (Carlos Maturana), Natalia Babarovic, Américo Balán, José Balmes, Gracia Barrios, Leonard Baskin, Samy Benmayor, Claudio Bertoni, Elsa Bolívar, Marco Bontá, Claudio Bravo, Roser Bru, Francisco Brugnoli, Paulina Brugnoli, Pablo Burchard, Abelardo Bustamante, Isaías Cabezón, Julio Calderón Fossa, Gloria Camiruaga, Luis Camnitzer, Carlos Canut De Bon, José Caracci, Ricardo Carpani, Mario Carreño, Leonora Carrington, Juan Carlos Castagnino, Sergio Castillo, Víctor Hugo Codocedo, Marta Colvin, Francisco Copello, Ana Cortés, Ximena Cristi, José M. Cruxent, Jaime Cruz, Valentina Cruz, Jorge Cruzat, José Luis Cuevas, Eugenio Darnet, Juan Domingo Dávila, Roberto De Lamonica, Gertrudis De Moses, Fernando De Szyszlo, Julio Ortiz De Zárate, Guillermo Deisler, Delia Del Carril, Eugenio Dittborn, Lorenzo Domínguez, Luz Donoso, Álvaro Donoso, Dinora Doudtchitzky, Juan Downey, Eduperto (Eduardo Pérez Tobar), Juan Egenau, Augusto Eguiluz, Virginia Errázuriz, Julio Escámez, Medardo Espinosa, Julio Fajardo, Carlos Faz, Víctor Femenías, Ernesto Fontecilla, María Fuentealba, José Gamarra, Lily Garafulic, Claudio Girola, Juan Francisco González, Arturo Gordon, Ricardo Grau, Boris Grigoriev, Oswaldo Guayasamín, Dorila Guevara, Álvaro Guevara, Alfredo Guido, José Gurvich, Cecilio Guzmán De Rojas, Patrick Hamilton, Carlos Hermosilla, Luis Herrera Guevara, Paulina Humeres, Friedrich Hundertwasser, Ennio Iommi, Carlos Isamitt, Alfredo Jaar, Käthe Kollwitz, Fernando Krahn, Lautaro Labbé, Luis Ladrón De Guevara, Juana Lecaros, Armando Lira, Pedro Lira, Enrique Lobos, Pedro Lobos, Kena Lorenzini, Pedro Luna, Jean Lurçat, Mele (Nélida Elena Bruniard), Sergio Mallol, Mateo Manaure, Hugo Marín, Eduardo Martínez Bonati, Pedro Luis Martínez, Roberto Matta, Gonzalo Mezza, Raúl Milián, Pedro Millar, María Mohor, Marcelo Montecino, José Moreno, Luis Navarro, Isamu Noguchi, Guillermo Núñez, Alejandro Obregón, Néstor Olhagaray, Rodolfo Opazo, Manuel Ortiz, Carlos Ortúzar, Arturo Pacheco Altamirano, Clemente Padín, Julio Palazuelos, José Pancetti, Hernán Parada, Violeta Parra, Matilde Pérez, Alberto Pérez, José Perotti, Emilio Pettoruti, Maruja Pinedo, Héctor Pino, Arthur Luiz Piza, Nicanor Plaza, Gustavo Poblete, Fidelio Ponce, René Porto Carrero, Dora Puelma, Inés Puyó, Benito Rebolledo, Carlos Federico Reyes, Laura Rodig, Samuel Román, Lotty Rosenfeld, Lilo Salberg, José Samith, Fortunato San Martín, José Santos Chávez, Ben Shahn, Cirilo Silva, Mario Silva Ossa, James Smith, Francisco Smythe, Mario Soro, Jorge Tacla, Heliodoro Torrente, María Tupper, Alfredo Valenzuela Puelma, Julio Antonio Vásquez, José Vela Zanetti, José Venturelli, Ramón Vergara Grez, Matías Vial, Cecilia Vicuña, Pablo Vidor, Waldo Vila, Eduardo Vilches, Adolfo Winternitz, Las Yeguas Del Apocalipsis, Enrique Zañartu. Tren De La Cultura (Carlos Donaire, Santander Martínez, Ricardo Mesa, Agustín Olavarría, Aníbal Ortiz, Israel Roa). Estampas, Independencia Y Revolución (Arturo García, Cisco Jiménez, Adolfo Mexiac, Mimmo Paladino, Alejandro Pérez, Betsabé Romero).

2015/11/13

孤高のリアリズム ‐戸嶋靖昌の芸術‐ Realismo Solitario -El arte de Toshima Yasumasa-

 戸嶋靖昌(秋田県出身、1934-2006年)は、武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)西洋画科に1953年に入学し、その後同校の彫刻科に転科するが、油絵制作は続けた。在学当時、教授には麻生三郎、森芳雄、山口薫たちがいた。1958年に卒業、教授たちの勧めで彫刻科の助手となる。

 麻生三郎の推薦で、1967年銀座・サヱグサ画廊で初個展を開く。1970年武蔵野美術大学の教授であった山口長男から絵画研究グループに誘われ、油絵制作・デッサン研究を行う。この年、三島由紀夫の自決事件をきっかけに、戸嶋は自身の死を考えるほどの危機を迎え、「冬の庭」など森を描くようになる。

 ベラスケス、エル・グレコ、スルバランなどのスペインバロック芸術に魅かれ、制作のために1974年スペインに渡る。マドリッド、アスナルカサル村に滞在する。その後の制作拠点となるグラナダに転居し、2000年の帰国まで居住した。

 戸嶋の没後の2007年、磯江毅が中心となる写実の絵画展「存在の美学」展に、磯江の強い希望で戸嶋の絵画が展示される。

孤高のリアリズム ‐戸嶋靖昌の芸術‐ 
Realismo Solitario -El arte de Toshima Yasumasa-

会期 2015年11月5日(木)-28日(土)
    月‐木 10:00‐17:00/金・土 10:00‐15:30
    休館日 日曜日 但し、11月23日(月・祝)は開館
会場 駐日スペイン大使館
    東京都港区六本木1-3-29
入場無料

主催 駐日スペイン大使館

2015/11/02

「地中海の浜辺で」 ヤマダトミオ展 En la playa del Mediterráneo, Tomio Yamada

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地中海の底にはあまたの神が潜み、地中海の水は神々の涙で潤う、と伝え聞きます。
マドリード 秋 2015 ヤマダトミオ

「地中海の浜辺で」 ヤマダトミオ展

2015年10月26日(月)-11月7日(土)
Gallery Q
東京都中央区銀座1-14-12 楠本第17ビル3階
Tel 03-3535-2524

ヤマダトミオ
1948 神奈川県生れ
1970 スペインへ留学
1974 スペイン国立マドリード美術工芸学校卒業
現在、スペイン在住

≪個展≫
1982 紀伊国屋画廊、東京
1985 紀伊国屋画廊、東京
1987 紀伊国屋画廊、東京
    椿近代画廊、東京
       グランドギャラリー、大阪
       セニス画廊、マドリード
1988 紀伊国屋画廊、東京
       椿近代画廊、東京
1989 ミジャーレス画廊廊、マドリード
1990 紀伊国屋画廊、東京
       椿近代画廊、東京
1991 ギャラリーセンターポイント、東京
        櫟画廊、東京
        文芸春秋画廊、東京
1992 <ゴドイの館>ビジャビシオッサ・デ・オドン市、マドリード
1993 紀伊国屋画廊、東京
1995 紀伊国屋画廊、東京
1997 紀伊国屋画廊、東京
1999 紀伊国屋画廊、東京
2000 マキイマサル ファインアーツ、東京
2001 紀伊国屋画廊、東京
2003 紀伊国屋画廊、東京
2005 紀伊国屋画廊、東京
2007 紀伊国屋画廊、東京
2009 紀伊国屋画廊、東京
2011 紀伊国屋画廊、東京
2013 ギャラリーQ、東京
2015 ギャラリーQ、東京

≪グループ展≫
1976 アビラ画廊、ダンマ画廊、マドリード
1979 「第7回タラベラ・デ・ラ・レイナ市絵画展」(入選)
1980 「第7回タラベラ・デ・ラ・レイナ市絵画展」レオン(入選)
       「第1回アルコベンダ市美術展」マドリード(入選)
       「第6回ビエンナーレ<タホ>」トレド(入選)
1981 「第2回アルコベンダ市美術展」マドリード(入選)
       「第1回マドリード商工会議所絵画展」マドリード(入選)
       「第3回コルドバ美術展」コルトバ(入選)
1983 「セビーリャ絵画展」セビーリャ(入選)
       「第3回アルコベンダ市美術展」マドリード(入選)
       「第7回マルベーリャ国際ビエンナーレ」マラガ(入選)
1984 「バリャドリー絵画展」バリャドリー(入選)
       「サン・エロイ芸術学校200周年展」サマランカ(入選)
       「ラ・コルーニャ市主催<日本文化展>」ラ・コルーニャ
       「F.A.E.画廊展」マドリード
1985 「第1回国際ビエンナーレ<フンダシオン・アラグァネイ>」サンティアゴ・デ・コンポステラ(入選)
1988 「第1回在西日本人絵画展」在スペイン日本大使館主催、マドリード
1989 「バルセローナ国際アートフォーラム<BIAF-89>バルセローナ
       「第2回在西日本人絵画展」在スペイン日本大使館主催、マドリード
       「アンドロッシャ画廊展」ビゴ
2000 「第26回 人人展」東京都美術館、東京
       「第12回 アジア・アフリカ・ラテンアメリカ交流美術展」東京都美術館、東京
2001 「第1回 スペイン現代美術展」紀伊国屋画廊、東京

≪他≫
1977 フジテレビ系ドキュメンタリー番組「海外に生きる日本人」で紹介される
美術雑誌「月刊ギャラリー」に「ヤマダトミオのスペイン・アート通信」を連載

2015/10/16

三菱一号館美術館 開館5周年記念 プラド美術館展-スペイン宮廷への情熱 MUSEO NACIONAL DEL PRADO

 王立美術館として1891年に開館したプラド美術館は、独特のコレクションを有する個性豊かな美術館として発足した。そのコレクションは、現在、約7600点の絵画、約1000点の彫刻、約4800点の版画、約8200点の素描、そして膨大な数の芸術作品・歴史にまつわる文書からなり、プラド美術館は世界でもっとも重要な美術館のひとつである。
 本展は、2013年プラド美術館で開催された“Captive Beauty. Fra Angelico to Fortuny”が三菱一号館美術館のために特別に再構成され、同館開館5周年記念として実現された。

Photo
アントン・ラファエル・メングス《マリア・ルイサ・デ・パルマ》 1765  
油彩・カンヴァス
48×38cm プラド美術館蔵

© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

三菱一号館美術館 開館5周年記念
プラド美術館展-スペイン宮廷 美への情熱
MUSEO NACIONAL DEL PRADO

会期 2015年10月10日(土)-2016年1月31日(日)
    10:00-18:00(金曜日、最終週平日は20:00まで)
    ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日休館(但し、祝日の場合、12月28日、1月25日は開館)
      年末年始(12月31日、1月1日)は休館
会場 三菱一号館美術館
    東京都千代田区丸の内2-6-2

    問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
    http://mimt.jp/prado/
入館料 一般1700円/高校生・大学生1000円
     小・中学生 無料

主催 三菱一号館美術館、プラド美術館、読売新聞社
    日本テレビ放送網
協賛 大日本印刷、清水建設、三菱商事
後援 スペイン大使館

 スペイン3大画家エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルのボスやルーベンス、「スペインのラファエロ」とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ絵画史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会される。ボスの日本初公開の作品も出品されている。
 本展では、小さな作品も選ばれており、あらゆるジャンル、テーマにわたる、巨匠たちの生の筆跡、緻密な表現、繊細は質感とともに多種多様な素材が鑑賞できる。

Photo
エル・グレコ 《受胎告知》 1570-72年 
油彩・板 26.7×20cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

エル・グレコがヴェネチア滞在の終わり頃に描かれたと思われるこの作品は、サイズが小さいが故に、習作か工房用のひな形であり、助手の手は入っていないとされる。

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ディエゴ・ベラスケス 《ローマ、ヴィラ・メディチの庭園》1629-30年 
油彩・カンヴァス 48.5×43cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

ベラスケスは1630年の夏、フィレンツェの名門メディチ家のローマの別荘、ヴィラ・メディチに約二か月滞在して本作を描いた。

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ペーテル・パウル・ルーベンス《アポロンと大蛇ピュトン》1636-37年 
油彩・板 26.8×42.2cm  プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

諸国の王侯貴族から殺到する注文をこなすため、ルーベンスは多数の弟子や共同制者からなる工房を抱え、下絵はルーベンス自身が描いたが、契約内容に応じて工房の画家たちの手が加わった。本作は、トーレ・デ・ラ・パラーダ(狩猟休息塔)を飾る、より大きな画面に弟子が拡大する前提で、ルーベンスによって描かれており、ルーベンスが抱いた大画面の構想を、鮮やかな筆さばきが瑞々しく伝えている。

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ハンス・メムリンク《聖母子と二人の天使》1480-90年 
油彩、板 36×26cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

本作は、人物と風景というふたつのモティーフが同一画面に破綻なく描き込まれ、画家が受け継いだフランドル絵画の特徴である細部に及ぶ厳格な写実と、画家の個性を存分に示す親しみやすく甘美な表現という、本来なら相反する要素がバランスよく保たれている。

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ヒエロニムス・ボス《愚者の石の除去》1500-10年頃 
油彩・板  48.5×34.5cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

ボス、初来日!ボスの現存する真筆の数は多くなく、20点程度という。本作の「愚者の石」とは、錬金術の「賢者の石」のパロディである。

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フアン・バン・デル・アメン《スモモとサワーチェリーの載った皿》1631年頃 
油彩・カンヴァス20×28cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

フェリペ2世と同3世につかえたフランドル系の貴族を父に、フランドル系の名門にトレドで生まれた母を持つバン・デル・アメンは、17世紀スペイン絵画の黄金期の静物画家として知られている。

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ハブリエル・メツー《死せる雄鶏》1659-60年 
油彩・板 57×40cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

ライデンに生まれたネーデルランドの画家メツーは、初期には聖書から取材した作品も描いたが、享楽にふける様子を描いた風俗画を多く残している。本作は静物画にも才能を発揮したことを示している。

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フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス 《トビアスと天使》1787年頃 
油彩・カンヴァス63.5×51.5cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

ゴヤが個人の礼拝用に描いたと思われる数少ない作例のひとつ。

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マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサル《日本式広間にいる画家の子供たち》1874年   
油彩・カンヴァス44×93cm プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

19世紀に活躍したスペイン人画家フォルトゥーニは、バルセロナ評議会の要請を受けて、アフリカ遠征の従軍画家としてモロッコに滞在したことで、アラブ世界の魅力に開眼し、異国趣味の小型の人物画や風俗画を多く手がけた。遠い極東の地、日本にも関心を向け始めるが、間もなく、36歳という若さで亡くなった。画家の日本への関心を示す本作が代表作となる。

Photo
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《ロザリオの聖母》1650-55年 
油彩・カンヴァス 166×112cm  プラド美術館蔵
© Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.

本作は、国王カルロス4世が、エル・エスコリアル修道院のために発注した。親しみやすい聖母子像を得意とするムリーリョだが、この作品ではくっきりとした輪郭線と端正な目鼻立ちが特徴的である。スペインでの展示には出品されなかったが、本展で特別に出品されている。

【関連プログラム】
展覧会を語る「プラド美術館展ースペイン宮廷 美への情熱」
日時 2015年12月11日(金) 14:00-15:30(受付開始13:30)
会場 コンファレンススクエアエムプラスサクセス
講師 安井裕雄(三菱一号館美術館学芸グループ副グループ長、本展担当学芸員)
定員 120名(MSS優先枠20名/一般枠100名)
参加費 無料

プラド美術館ギャラリートーク
日時 2015年10月27日(火)、11月10日(火)、11月17日(火)
    いずれも10:30-11:00
講師 江藤祐子(当館教育普及担当)
会場 三菱一号館美術館内
定員 各回15名(当日先着順)
参加費 無料(但し開催日当日有効の鑑賞券またはサポーターカードが必要)
参加方法 当日午前10時の開館時より、参加を希望する先着15名に、チケット窓口にて参加証を配布

他に小池寿子氏(國學院大学教授)の講演会「奇想の画家ヒエロニムス・ボス―プラド美術館所蔵作品を中心に」も11月6日に開催される。

※関連プログラムの詳細・参加については、本展のウェブサイトで確認するか、ハローダイヤルに問い合わせ。
プラド美術館展ウェブサイト
http://mimt.jp/prado/
ハローダイヤル
03-5777-8600

【チケットプレゼント】 10月28日で終了となりました。
プラド美術館展の期限付鑑賞券を、2枚1組5名様に先着プレゼントいたします。 件名に「プラド美術館展チケットプレゼント」とお書きの上、お名前、郵便番号、ご住所、メールアドレスを、「問合せメール」フォームで送信してください。
Prado_billete
※12月6日(日)までの期限付鑑賞券

2015/04/22

「竹田鎭三郎-メキシコに架けたアートの橋」展 ―岡本太郎《明日の神話》を支えた画家― Shinzaburo Takeda y su arte en México. Colaborador de Taro Okamoto en El Mito del Mañana

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竹田鎭三郎《オアハカ家族》2013年 銅版画

 ポルフィリオ・ディアスの長期独政権に反発から勃発したメキシコ革命(1910-1920年)の終結後、アルバロ・オブレゴン政権下で、公教育省大臣に就任したホセ・バルコンセロスによる教育改革構想のひとつに、野外美術学校制度がある。野外美術学校の試みは、メキシコ革命に由来し、バスコンセロスは、この野外美術学校制度を高く評価した。「バスコンセロスの構想では、革命以前は教育を受ける機会すらなかった地方の児童たちに土着伝統の感性を発揮する美術教育の場として、建物の建設コストも最小限に抑えられることからも極めて有効な制度だと認識した。」(引用:加藤薫著『ディエゴ・リベラの生涯と壁画』2011年岩波書店刊)

 北川民次(1894-1989)は、ニューヨークのアート・スチューデント・リーグで学んだ後、1923年にメキシコに入り、その後、トラルバン野外美術学校の教師を経て、タスコ市野外美術学校の校長となり、1936年の帰国まで、タスコの児童美術教育に従事した。

 東京藝術大学を卒業した竹田鎭三郎は国内で画家として活動していたが、同郷(愛知県瀬戸市)のこの北川民次に憧れ、1963年にメキシコに渡った。竹田は当初、首都であるメキシコシティで芸術活動を行っていたが、メキシコの原点である先住民の文化が残るオアハカで自分の生きる道を発見し、画家として真の歩みを始めた。

1982
竹田鎭三郎《マリンチェの踊り》1982年 油彩

 竹田は北川民次と同様に、美術教育にも情熱を注ぎ、オアハカ州自治ベニート・フォレス大学で若いアーティストの育成にも尽力した。その後、竹田は自身の名を冠した「竹田鎭三郎ビエンナーレ」をベニート・ファレス大学とオアハカ州政府の協力で作り、その展覧会をメキシコ各地やアメリカで開催している。

   本展は、竹田の初期の故郷・瀬戸や沖縄をモチーフにした作品から、メキシコに渡り、初期の版画作品や絵本の原画、そしてオアハカで制作した彼の代表的な油彩画を中心に竹田芸術の軌跡を紹介すると共に、彼が育てたオアハカのアーティストたちの作品を紹介する。

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竹田 鎭三郎《コークス拾い》1955年 油彩

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竹田 鎭三郎《大地》1974年 油彩

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竹田 鎭三郎《ぼくらは此処へやってきた》1983年 油彩

   竹田のメキシコへの思いを継承し、メキシコで活躍している日本人アーティストの矢作隆一とはぎのみほの作品も併せて紹介される。ほかの出品作家は、北川民次、タロウ・ソリジャ、ロアンド・ロハス、イスラエル・モンテス、イスラエル・ナサリオ、フルヘンシオ・ラソ他。

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矢作隆一《ここからここへ》2010年 唐辛子

2009
イスラエル・ナサリオ《無題》2009年 油彩

_2014_
イスラエル・モンテス《漁師の友達》2014油彩

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ロランド・ハリス《無題》2007年 油彩

  常設展では、竹田鎭三郎と岡本太郎との接点ともいえる岡本の壁画《明日の神話》の原画やデッサン、製作当時の写真が紹介される。

「竹田鎭三郎-メキシコに架けたアートの橋」展
―岡本太郎《明日の神話》を支えた画家―
Shinzaburo Takeda y su arte en México. 
Colaborador de Taro Okamoto en El Mito del Mañana

会期  2015年4月25日(土)~2015年7月5日(日)
休館日 月曜日(月曜日が祝日は除く)、
     祝日の翌日(土曜・日曜日は除く)
     4月30日(木)、5月7日(木)
開館時間 9:30-17:00(入館は16:30まで)
会場  川崎市岡本太郎美術館 企画展示室
     神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
     TEL 044-900-9898
     URL http://www.taromuseum.jp
観覧料 一般900(720)円、 高・大学生、65歳以上700(560)円
      中学生以下は無料 ※(  )内は20名以上の団体料金 

同時開催 : 常設展「《明日の神話》-街と人、壁画をめぐる物語」

主催 岡本太郎美術館
後援   メキシコ大使館
協力   岡本太郎記念館、アエロメヒコ航空、公益信託タカシマヤ文化基金、オアハカ州立自治ベニート・ファレス大学、ベラクルス州立大学

【関連イベント】 
◆竹田鎭三郎が語る「私のメキシコの原点、オアハカ」
竹田鎭三郎を中心に、竹田鎭三郎の教え子のオアハカのアーティストとのトーク
日時 2015年4月26日(日)14:00-16:00
出演 出品作家 
会場 ガイダンスホール(申し込み不要、当日先着順)
定員 70名
参加費 無料

◆ユカリウムの音舞台「精霊の夜 Tierratorca」
女性アーティストによる音楽とダンスパフォーマンス
日時 2015年6月21日(日)14:00
会場 企画展示室
定員 約50名
参加費 無料(申し込み不要、当日先着順、要観覧券)

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