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2016/02/24

Painting in Latin America, 1550–1820. From Conquest to Independence ラテンアメリカの絵画 1550年-1820年:征服から独立まで

Paintings_in_latin_america_15501820

Painting in Latin America, 1550–1820. 
From Conquest to Independence

Luisa Elena Alcala and Jonathan Brown
2015, Yale University Press
480 p., 9 1/4 x 11 3/4
378 color + 10 b/w illus.
11,030円(海外発注)

 本書は、16世紀から19世紀の間におけるラテンアメリカ絵画の多様な様式とテーマ、そして図像を概説している。ヨーロッパ美術の形態が広範囲にわたってラテンアメリカに広まり、模写され、適合したが、植民地絵画はヨーロッパの模写の延長ではない。メスティソ、ハイブリッド、クレオール、インド・ヒスパニック、テキトゥキなどと、植民地絵画をどのように呼ぶかという進行中の議論は、基本的であるが未解決のアイデンティティ問題であることを表している。

 ヌエバ・エスパーニャ副王領を、現代のメキシコおよびペルーにおける中心地と比較、対比して、本書の著者たちは、ヨーロッパ人及びヨーロッパ人の美術の影響への反応の仕方が、この二地域では非常に違うことを検証している。広範囲の美術と美術家たちが、一部は初となるものを含めて、考察されている。ふんだんな新図版と一次調査を使い、本書は、イメージ史と美術史に多様で新たな知見を与えている。

Luisa Elena Alcala
マドリッド自治大学美術史美術理論学科正教授
Jonathan Brown
ニューヨーク大学キャロル&ミルトン・ペトリ財団美術教授

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