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2015年2月

2015/02/21

Picasso: Azul y Blanco: A Coruña: El Nacimiento de un Pintor ピカソ 青と白 ア・コルーニャ 画家の誕生

Picasso: Azul y Blanco: A Coruña: El Nacimiento de un Pintor
Ruben Ventureira Novo, Elena Pardo Antequera
A Coruña, Hercules de Ediciones, 2014
488p. 17x24cm
EditanFundación Rodríguez Iglesias/Fundación Emalcsa
Colaboran Concello da Coruña/Deputación da Coruña
12,490円

Picasso_azul_y_blanco


 「12の歳にはラファエルのように描いていた」とピカソは1946年に語った。幼少期を過ごした町ア・コルーニャ(ガリシア州)で、ピカソは早熟な天才ぶりを発揮した。ア・コルーニャの美術学校で学び、同地で初期の名作《La muchacha de los pies descalzos》と《Retrato de Ramón Pérez Costales》を描いている。ピカソ自身、重要な時期としてコルーニャ時代を振り返っている。この頃は、時には青やバラ色の時代よりも評価されている。

 マラガで生まれたピカソは1891年にア・コルーニャに家族とともに移住する。評論家たちはピカソをジョットと見比べ、ピカソの≪栄光の時代と輝ける未来≫を予兆した。1895年4月、ピカソは評論家たちから迎え入れらて、13歳の若き美術家は歩み始め、大きな成功を得た。しかし、7歳でこの世を去った妹コンチータの死は、ピカソの人生や創作にも影響を与えた。妹が病に冒された時、ピカソは神に、「コンチータを救うことができなければ、画家をやめる」と誓った。妹は亡くなったが、ピカソは画家になる決心をする。ピカソのシンボリックな作品群のひとつを描かせたこの挿話の詳細が本書で書き綴られている。

 本書は、またガリシア時代の足跡がアンダルシア以後の作品にどのようにとどめているのかを明らかにしている。ピカソの名高い作品のひとつ≪Guernica≫の理解にもつなげている。

Ruben Ventureira Novo
 1971年ア・コルーニャ生まれ、ジャーナリスト
Elena Pardo Antequera
 1976年ルーゴ生まれ、パブロ・ピカソ芸術デザイン高等学院教授

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