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2014/03/28

記憶の迷宮・ブエノスアイレスより」 ラファエル・ヒル、星野美智子、フリオ・ゴヤ三人展

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ラファエル・ヒル、星野美智子、フリオ・ゴヤ 三人展
「記憶の迷宮・ブエノスアイレスより」
“Buenos Aires Laberintos de las memorias"

会期 2014年3月28日 (金) - 4月8日(火)
   11:00~19:00(最終日17時迄)月曜休廊
会場 PROMO-ARTE Latin American Art Gallery
   東京都渋谷区神宮前5丁目51-3ガレリア2F
   Tel 03-3400-1995 
主催:PROMO-ARTE Latin American Art Gallery
後援:在日アルゼンチン共和国大使館

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 日本から最も遠い街、「南米のパリ」とも言われるブエノスアイレスを、その文学的側面から構成した今展「記憶の迷宮・ブエノスアイレスより」は、版画家ラファエル・ヒル(Rafael Gil)、版画家星野美智子(Michiko Hoshino)、そして彫刻家フリオ・ゴヤ(Julio Goya)、3名による展覧会。

 ちなみに、ブエノスアイレスの意味はスペイン語で「buenos 良い aires 空気又は風」を意味し、これは、船乗りの望む「順風」が街の名前になったと言われている。ブエノスアイレスの市民は、歴史が作り上げた呼び名「ポルテーニョ」とも呼ばれる。また、タンゴ発祥の地、ボカ地区もこのブエノスアイレスにある。

 ポルテーニョである版画家ラファエル・ヒル(Rafael Gil)は、壁は人類の歴史そのものを映し出していると言い、作家は、冷戦の終わりを象徴するベルリンの壁は、特に印象的だったと語る。刻まれた無数の傷や染み、時間の経過を得た壁は作家の記憶を呼び起こし内面世界へと導く。ヒルは今展で、壁が語る無限の記録と時空を感じさせる壁のシリーズを描いている。

 アルゼンチンの国民的大詩人、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luís Borges)の円環的、そして多面的な作品世界に惹かれ、版画家星野美智子は深遠な黒一色による質感も色彩の助けもないリトグラフ技法に徹して、自身の内面性とボルヘスの世界を融合したコンセプチュアルな抽象的表現のリトグラフ作品を制作している。

 彫刻家フーリオ・ゴヤ(Julio Goya)は、ラ・プラタ地域のグアラニー族やチャルーア族を始めとする先住民が住んでいた16世紀の文明の遺産「仮面」をテーマにしたステンレス製の立体作品を展示する。ヨーロッパ人植民団の貿易港として栄える以前のブエノスアイレスが象徴する「仮面」、そして、毎年ブエノスアイレスで開催されるカーニバルに欠かせないものとなっている「仮面」、それらのイメージを元に造形した仮面シリーズである。

 ブエノスアイレスの歴史、文学的側面に触れながら、現代に生きる版画家ヒルと星野、そして彫刻家ゴヤの創造的作品を、新作を含め約50点を紹介する。

【出品作家プロフィール】

ラファエル・ヒル
Rafael Gil
1942 ブエノスアイレス生まれ
1962 国立美術学校 ”Manuel Belgrano” , ”Prilidiano- Pueyrrendón”卒
1977 美術家としての活動開始
1996 現代アルゼンチン リトグラフ展を組織開催


星野 美智子
Michiko Hoshino
1934 東京生まれ
1956 東京女子大学(文)卒 
1963 東京芸術大学絵画科卒(油絵専攻)
現在 日本版画協会会員、国画会会員

フリオ・ゴヤ
Julio Goya
1953 アルゼンチン共和国ブエノスアイレス生まれ
1983 ブエノスアイレス国立芸術大学大学院卒業
1985 来日

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