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2013/12/20

MAMプロジェクト020:ガブリエル・アセベド・ベラルデ MAM Project 020: Gabriel Acevedo Velarde

 森美術館がシリーズ開催している、世界各国の才能豊かな若手アーティストを応援する「MAMプロジェクト」の20回目として、ペルーのアーティスト、ガブリエル・アセベド・ベラルデが取り上げられる。

MAMプロジェクト020: ガブリエル・アセベド・ベラルデ

会期 2014年2月1日(土)-5月6日(火・休) ※会期中無休

会場 森美術館 
     東京都港区六本木6-10-1(六本木ヒルズ森タワー53階)
     Tel  03-5777-8600 (ハローダイヤル)

開館時間 10:00-22:00 (火曜日は10:00から17:00まで)
       但し、2月11日、4月29日、5月6日の火曜日は22:00まで
         4月19日(土)は「六本木アートナイト2014」開催に伴い翌朝6:00まで
         ※いずれも入館は閉館時間の30分前まで

入館料
一般1500円(1300円)、学生(高校・大学生)1000円(900円)
子ども(4歳から中学生まで)500円(500円) ※( )は前売料金
※森美術館「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」と共通
※展望台 東京シティビュー、スカイデッキへは別途追加料金

主催 森美術館

企画 荒木夏実(森美術館キュレーター)

 ペルーの首都リマ出身のガブリエル・アセベド・ベラルデ(1976年生まれ)は、リマとメキシコシティで美術を学び、現在ベルリンを拠点に活躍するアーティスト。ビデオをはじめ、ドローイングや立体作品、インスタレーションなど多様な手法を用いたユニークな作品で注目を集め、南米やアメリカ、ヨーロッパを中心に世界各国で作品を発表している。本展は、日本で初めてアセベドの作品を紹介する展覧会であり、2011年のリヨン・ビエンナーレで高く評価された作品≪舞台≫(2004年)に加え、新作の映像作品≪法令882条≫を発表する。

 アセベドは、組織と個人の狭間に位置するものに関心を寄せてきた。例えば、彼が作る立体作品は、あたかも機能性を持つかのように見え、まるで役所やオフィスなどの公共空間にある装置や道具を思わせる。本展出品作のひとつである≪舞台≫では、一見コミカルで明るい表現の中に、権力や暴力、服従、同化など、集団と個人の間に起こる様々な作用を想起させるイメージが、不気味に描き出されている。本展のための新作≪法令882条≫は、リマの自然史博物館を舞台に撮影されたものだ。映画画面には博物館を訪れる子供たちと謎の光のイメージが交錯し、不穏なムードが漂う。博物館という公的空間を背景に、アセベドは独特なタッチで、制度と個人との危うい関係性を浮き彫りにする。

展覧会サイト

Mam_project_gabriel_acebedo_velar_3

ガブリエル・アセべド・べラルデ 《舞台》
2004年 ビデオ

ガブリエル・アセベド・ベラルデ/Gabriel Acevedo Velarde
1976年、ペルーのリマ生まれ。メキシコシティ、サンパウロ、ニューヨークに滞在の後、2006年より現在までベルリン在住。

<主な個展>
「Paranormal Citizen」ソフィア王妃芸術センター、マドリッド(2013-2014年)
(ペルーの公共建築物に起こるとされている超常現象をオブジェと映像で展示)
「Quorum Power」カリーリョ・ヒル美術館、メキシコシティ(2009年2月25日-5月20日)
(コンピューターによって生成された動画と身体動作を組み合わせた展示)
「Cone Flow」フォートワース近代美術館、テキサス(2010年2月20日-4月4日)
(展示作品としてのオブジェを見せる展示ではなく、展示空間と作品との相互作用を見る展示)
「Visitas」エル・エコ実験美術館、メキシコシティ(2012年10月25日-11月1日)
(線画、アニメ、彫刻、動画、音響を使って複雑な人間関係や社会構造を寓話で表現した作品展示)

<主なグループ展>
「リヨン・ビエンナーレ」(2011年)
「サンパウロ・ビエンナーレ」(2010年)
「広州トリエンナーレ」広州美術館、中国(2008年)

現在、半自伝的なプロジェクトである「自然状態博物館」を行っている。

【パブリックプログラム】
アーティストトーク ※日英同時通訳付
出演 ガブリエル・アセベド・ベラルデ
日時 2014年2月1日(土)14:00-15:30
会場 アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
定員 60名(要予約)
料金 無料
申込方法 森美術館ウェブサイトにて先着順に受付

参考図版
Mam_project_gabriel_acebedo_velar_2

ガブリエル・アセベド・ベラルデ《プラネタリウム》
2012年
スポーツドリンク缶のアルミニウム板、MDF、マット、LED
145×125×100cm

Mam_project_gabriel_acebedo_velarde

ガブリエル・アセべド・べラルデ《人口》
2000-2006年
ドローイング、アニメーション

同時開催
アンディ・ウォホール 永遠の15分
2014年2月1日-5月6日

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