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2013年12月

2013/12/25

ビセンテ・ブランコ 「驚くべきリアル」展 Vicente Blanco/The Marvelous Real

「驚くべきリアル」展 
スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐
会期 2014年2月15日(土)―5月11日(日)
会場 東京都現代美術館

「驚くべきリアル」展の出品作家たちの関連書籍

ビセンテ・ブランコ Vicente Blanco
1974年、スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ生まれ。
ブランコは風景写真と広告写真をコラージュによって組み合わせ、ヴィジュアルノベルのようなタッチの作品をつくる。《無題(雪景色シリーズ)》は、同名のデジタル・アニメーションから画像を切り抜いたデジタル・プリント作品。雪に閉ざされた森、倒れている青年、はく製の飾られた洋館というミステリアスな要素から、何か事件が起きているという気配が伝わってくるものの、その全貌は明らかにされない。物語は鑑賞者の想像力によって進行し、その内面のリアルを投影しながら、見えないクライマックスに向かう。

❶ VICENTE BLANCO: ALGUNA VEZ PASA CUANDO ESTAIS DORMIDOS
21 de septiembre al 31 de octubre de 2004, Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia

MUSEO NACIONAL CENTRO DE ARTE REINA, 2004
48 págs., Tapa blanda, スペイン語
2,610円
En la sala grande 4 proyectores que conforman un paisaje. El paisaje es estático excepto por la estructura de luces que se enciende por momentos. En la sala pequeña, en retroproyección, se nos muestra otra situación, el interior de una casa en donde se establece una pequeña conversación entre dos personajes. Las relaciones entre las dos escenas son establecidas por el espectador, ya que las proyecciones funcionan como pequeños fragmentos de información que necesitan ser completados En este trabajo se exploran las relaciones entre paisaje como medio y el poder que dicho medio encierra.

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2013/12/22

西和辞典 Diccionario Español-Japonés

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在庫無し(絶版/agotado)(2016年11月7日)

特別割引販売(2,000円本体価格)は2013年11月30日で終了いたしました。今後はアマゾンにおいて2,500円の価格で販売を行っています。在庫僅少。
※ アマゾン/ガレリアリブロ

西和辞典
ビセンテ・ゴンサレスO.P./一色忠良 共編
1986年、エンデルレ書店発行
語彙約8万語、1547頁、サイズ20x13.5cm、重量900g
6,700円(本体価格)特別価格 2,000円(本体価格、送料別)で販売中。
*税込価格2,100円+送料


本書は、日本語学習するスペイン語圏の人々の利便を考えて編集された辞典です。
特徴は、日本語で表記されたすべての語・例文にローマ字とスペイン語による説明が併記されていることにあり、約8万語の語彙と豊富な例文を掲載しています。

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チラシ/flyer PDF

本文/contenido
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DICCIONARIO ESPAÑOL-JAPONÉS
Vicente González, O.P.-Tadayoshi Isshiki
1986, Editorial Enderle Book Co., Ltd. Tokyo
Unos 80.000 vocabularios, 1547pags., tamaño 20x13.5cm, peso 900g
Yen 6.700(sin IVA) Precio reducido Yen 2.000 (sin IVA, el porte aparte)
*Yen 2.100  incluidos los impuestos+gasto de envío
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Este DICCIONARIO es de gran utilidad para las personas de habla española dedicadas al estudio de la lengua japonesa.  La superioridad de este DICCIONARIO reside en la ROMANIZACIÓN de los vocabulos japoneses, de forma que se logre con facilidad tanto la escritura japonesa del vocablo como su lectura o pronunciación.  Estamos seguro de que unos 80.000 vocabularios y la abundancia de ejemplos corresponden a los deseos de las personas de habla española.

2013/12/20

MAMプロジェクト020:ガブリエル・アセベド・ベラルデ MAM Project 020: Gabriel Acevedo Velarde

 森美術館がシリーズ開催している、世界各国の才能豊かな若手アーティストを応援する「MAMプロジェクト」の20回目として、ペルーのアーティスト、ガブリエル・アセベド・ベラルデが取り上げられる。

MAMプロジェクト020: ガブリエル・アセベド・ベラルデ

会期 2014年2月1日(土)-5月6日(火・休) ※会期中無休

会場 森美術館 
     東京都港区六本木6-10-1(六本木ヒルズ森タワー53階)
     Tel  03-5777-8600 (ハローダイヤル)

開館時間 10:00-22:00 (火曜日は10:00から17:00まで)
       但し、2月11日、4月29日、5月6日の火曜日は22:00まで
         4月19日(土)は「六本木アートナイト2014」開催に伴い翌朝6:00まで
         ※いずれも入館は閉館時間の30分前まで

入館料
一般1500円(1300円)、学生(高校・大学生)1000円(900円)
子ども(4歳から中学生まで)500円(500円) ※( )は前売料金
※森美術館「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」と共通
※展望台 東京シティビュー、スカイデッキへは別途追加料金

主催 森美術館

企画 荒木夏実(森美術館キュレーター)

 ペルーの首都リマ出身のガブリエル・アセベド・ベラルデ(1976年生まれ)は、リマとメキシコシティで美術を学び、現在ベルリンを拠点に活躍するアーティスト。ビデオをはじめ、ドローイングや立体作品、インスタレーションなど多様な手法を用いたユニークな作品で注目を集め、南米やアメリカ、ヨーロッパを中心に世界各国で作品を発表している。本展は、日本で初めてアセベドの作品を紹介する展覧会であり、2011年のリヨン・ビエンナーレで高く評価された作品≪舞台≫(2004年)に加え、新作の映像作品≪法令882条≫を発表する。

 アセベドは、組織と個人の狭間に位置するものに関心を寄せてきた。例えば、彼が作る立体作品は、あたかも機能性を持つかのように見え、まるで役所やオフィスなどの公共空間にある装置や道具を思わせる。本展出品作のひとつである≪舞台≫では、一見コミカルで明るい表現の中に、権力や暴力、服従、同化など、集団と個人の間に起こる様々な作用を想起させるイメージが、不気味に描き出されている。本展のための新作≪法令882条≫は、リマの自然史博物館を舞台に撮影されたものだ。映画画面には博物館を訪れる子供たちと謎の光のイメージが交錯し、不穏なムードが漂う。博物館という公的空間を背景に、アセベドは独特なタッチで、制度と個人との危うい関係性を浮き彫りにする。

展覧会サイト

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ガブリエル・アセべド・べラルデ 《舞台》
2004年 ビデオ

ガブリエル・アセベド・ベラルデ/Gabriel Acevedo Velarde
1976年、ペルーのリマ生まれ。メキシコシティ、サンパウロ、ニューヨークに滞在の後、2006年より現在までベルリン在住。

<主な個展>
「Paranormal Citizen」ソフィア王妃芸術センター、マドリッド(2013-2014年)
(ペルーの公共建築物に起こるとされている超常現象をオブジェと映像で展示)
「Quorum Power」カリーリョ・ヒル美術館、メキシコシティ(2009年2月25日-5月20日)
(コンピューターによって生成された動画と身体動作を組み合わせた展示)
「Cone Flow」フォートワース近代美術館、テキサス(2010年2月20日-4月4日)
(展示作品としてのオブジェを見せる展示ではなく、展示空間と作品との相互作用を見る展示)
「Visitas」エル・エコ実験美術館、メキシコシティ(2012年10月25日-11月1日)
(線画、アニメ、彫刻、動画、音響を使って複雑な人間関係や社会構造を寓話で表現した作品展示)

<主なグループ展>
「リヨン・ビエンナーレ」(2011年)
「サンパウロ・ビエンナーレ」(2010年)
「広州トリエンナーレ」広州美術館、中国(2008年)

現在、半自伝的なプロジェクトである「自然状態博物館」を行っている。

【パブリックプログラム】
アーティストトーク ※日英同時通訳付
出演 ガブリエル・アセベド・ベラルデ
日時 2014年2月1日(土)14:00-15:30
会場 アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
定員 60名(要予約)
料金 無料
申込方法 森美術館ウェブサイトにて先着順に受付

参考図版
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ガブリエル・アセベド・ベラルデ《プラネタリウム》
2012年
スポーツドリンク缶のアルミニウム板、MDF、マット、LED
145×125×100cm

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ガブリエル・アセべド・べラルデ《人口》
2000-2006年
ドローイング、アニメーション

同時開催
アンディ・ウォホール 永遠の15分
2014年2月1日-5月6日

2013/12/19

セルヒオ・ベリンチョン「驚くべきリアル」展  Sergio Belinchón/The Marvelous Real

「驚くべきリアル」展 
スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐
会期 2014年2月15日(土)―5月11日(日)
会場 東京都現代美術館

「驚くべきリアル」展の出品作家たちの関連書籍

セルヒオ・ベリンチョン  Sergio Belinchón
1971年、スペイン・バレンシア生まれ。Belinchónは、スペイン・ブルゴスのサント・ドミンゴ・シロス修道院におけるソフィア王妃芸術センターによる企画展に参加したアーティストたちのなかで最初の写真家であった。スペインのアートシーンで重要な若手写真家のひとりである。バレンシア芸術学校を修了し、パリのコレヒオ・デ・エスパニャの奨学金を得てフランス滞在の後、建築家サンティアゴ・カラトラバの下で働く。ローマのアカデミア・デ・エスパニャの奨学金を得る。Belinchónの作品は、≪Metrópolis≫のようなシリーズとして、パリやローマなどで展開している。≪Ciudades Efímeras(儚き都市)≫では、スペイン・レバンテ地方の地中海沿岸のカオス的発展の様相に取り組んでいる。一方で、≪Desierto de Atacama(チリ・アタカマ砂漠)≫は、地方の無人の風景に残滓となった建造物などを捉えている。

❶ SERGIO BELINCHON: CIUDAD
IVAN DE LA NUEZ
LUNWERG, 2003
86 págs., Tapa blanda, スペイン語
3,180円
Catàleg de l´exposició a l´Espai Miserachs del Palau de la Virreina. Barcelona, 23 de gener al 2 de març de 2003.Text d´Iván de la Nuez Edició en català, castellà i anglès.
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❷ SERGIO BELINCHON: Circo
Asociación Cultural para la Fotografía y Comunicación Alterna/Focal Ediciones
1997
64 págs., Tapa blanda, 17.0x12.0cm
6,050円
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❸ Sergio Belinchón en Silos
Abadía de Santo Domingo de Silos, Burgos, 2004
18x24.5. 50pp.
5,830円
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2013/12/16

驚くべきリアル展 スペイン、ラテンアメリカの現代アート-MUSACコレクション- The Marvelous Real - Contemporary Spanish and Latin American Art from MUSAC Collection

 小説家、堀田善衛(1918-1998年)は、大作≪ゴヤ≫(新潮社、1997年)で、「スペインは語るに難い国である。」と書き始めている。日本人は、「スペイン」に対して通俗的な先入観にとらわれているため、スペインの現実についての認識が妨げられているというのだ。「驚くべきリアル」展は、そのスペインの「リアル」を私たちの眼前にさらけ出そうとする。

「驚くべきリアル」展
スペイン、ラテンアメリカの現代アート -MUSAC コレクション-
会期  2014年2月15日(土)―5月11日(日)
     休館日 月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
     開館時間 10:00-18:00(入場は17:30まで)
会場 東京都現代美術館 企画展示室1F、ホワイエ
     東京都江東区三好4-1-1
     ℡ 03-5245-4111(代表)/03-5777-8600(ハローダイヤル)
     交通案内:東京メトロ半蔵門線・清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
      都営地下鉄大江戸線・清澄白河駅A3番出口より徒歩13分

観覧料 一般1,100円/大学生・65歳以上800円/ 中高生600円/ 小学生以下無料
*20名以上の団体は2割引き *本展チケットでMOTコレクションも観覧可能
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の持参者とその付添者(2名まで)は無料。

企画 長谷川祐子(東京都現代美術館チーフ・キュレーター)
    クリスティン・グスマン
     (カスティーリャ・イ・レオン現代美術館 ジェネラル・コーディネーター)
    小高日香理 (東京都現代美術館 学芸員)

 
主催 東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
    カスティーリャ・イ・レオン現代美術館
    Acción Cultural Española (AC/E, スペイン文化活動公社)
後援 在日スペイン大使館
助成 公益財団法人 野村財団
協力 NECディスプレイソリューションズ株式会社

【展覧会概要と見どころ】
 スペインにおいては17世紀以降、ベラスケスやゴヤなど、リアリズムの系譜があり、80年代以降のアントニオ・ロペス・ガルシアに代表されるマドリード・リアリズムに継承されている。

 スペイン芸術のリアルは対象が精密に再現されているという描画上の特質を意味するのではなく、スペインの作家のリアルに対する執着の仕方から来ている。そのリアルは超自然なもの、幻想的なものまでを、日々の身の回りのものが手で触れられるのと同様に、地上に引き下ろして対話しようとする欲望から来ている。

 しばしばその表現は日常的な光景やモノの「誇張」(esperpento)という形でみることができる。その「誇張」は生と死との独特の緊張関係から生まれてくるといえるだろう。

 「スペインでは、他のどの国よりも死者が生き生きとしている」という、詩人ガルシア・ロルカの言葉のように、死は生よりも活気をもっている。本展の出品作品には、アクティヴェイト(活性化)された死に裏付けられた重い生が、リアリズムとして表現されている。展覧会にはラテンアメリカの作家の作品も含まれており、それ自体が驚くべき特異性をもった中南米のトロピカルな風土の中で、スペイン的なリアルの感覚がどのように変容し、発酵していったかを見せていく。

 本展は、グローバル化され、デジタル情報化された世界に回収されないリアルの在処―生の過剰が死の影に拮抗してくっきりとしたリアルの姿をみせる、「驚くべきリアル」を生きる事を示唆する展覧会となる。

人間の生と死を深く掘り下げてきたスペイン絵画のリアリズムを受け継いだ現代の絵画
絵画だけが描く事のできる現代人の「リアル」がここにある。孤独、疎外、アイデンティティの追求、愛と憎しみ、生きる事の喜びと葛藤、暴力、深思。社会、政治問題もふくんだ現在に生きる事のドラマのすべて。

驚くべきイマジネーションの飛翔
ダリを生んだこの国が放つ魔術的な世界の変容や信じられないイマジネーションの世界を紹介する。家の中の家具がすべて真っ二つに切断された部屋、馬に乗り大学の建物内を闊歩するビジネススーツの紳士、天の星座が地上にそのまま転写されたかのような光景―。ラテンアメリカの魔術的感覚とスペインの想像力の幸福な結婚の成果。

表現の多様性
ヴィデオ、空間インスタレーション、絵画、彫刻と眼を見張るほどの表現の多様性。寡黙な絵画の上に流れるゆったりとした時間からドキュメントと見まごう映像の過激なスピード感まで、緩急豊かなメディアによって産み出されるとても刺激的な鑑賞体験。

【トークイベント】
「スペインアートの現在(いま)」
マヌエル・オルベイラ(MUSAC館長)、長谷川祐子、クリスティン・グスマン(本展キュレーター)、出品作家4名(エンリケ・マルティ、カルロス・ガライコア、マリナ・ヌニェス、片山薫)によるトーク
日時 2014年2月15日(土)14:00-
場所 東京都現代美術館 B2F講堂

【出品作家】 (アルファベット順)
ピラール・アルバラシン | Pilar Albarracín
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ピラール・アルバラシン《ミュージカル・ダンシング・スパニッシュ・ドール》2001年
MUSAC蔵 ©Pilar Albarracín, Courtesy: MUSAC
*ピラール・アルバラシン(1968年、スペイン、セビリア生まれ)
アルバラシンは、フラメンコや闘牛といったステレオタイプの「スペイン文化」に対し、皮肉とユーモアを交えた分析を行う。《ミュージカル・ダンシング・スパニッシュ・ドール》では、典型的なフラメンコのダンサーの衣装に身を包んだ人形と共に、作家自身も人形の一体かのように振る舞う。鑑賞者は、見せかけの世界に存在するただ一つのリアルである作家本人という魔術に魅せられることとなる。


ララ・アルマルセーギ | Lara Almarcegui
セルヒオ・ベリンチョン | Sergio Belinchón
ビセンテ・ブランコ | Vicente Blanco
*ビセンテ・ブランコ(1974年、スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ生まれ)
ブランコは風景写真と広告写真をコラージュによって組み合わせ、ヴィジュアルノベルのようなタッチの作品をつくる。《無題(雪景色シリーズ)》は、同名のデジタル・アニメーションから画像を切り抜いたデジタル・プリント作品。雪に閉ざされた森、倒れている青年、はく製の飾られた洋館というミステリアスな要素から、何か事件が起きているという気配が伝わってくるものの、その全貌は明らかにされない。物語は鑑賞者の想像力によって進行し、その内面のリアルを投影しながら、見えないクライマックスに向かう。


ライモン・チャべス | Raimond Chaves
エレナ・フェルナンデス・プラダ | Elena Fernández Prada
ジョアン・フォンクベルタ | Joan Fontcuberta
サンドラ・ガマーラ | Sandra Gamarra
カルロス・ガライコア | Carlos Garaicoa
カルメラ・ガルシア | Carmela García
*カルメラ・ガルシア(1964年、スペイン、ランザローテ生まれ)
ガルシアは主に女性を被写体とした写真作品で知られ、社会に蔓延するステレオタイプのジェンダー像を幻想的な世界観を通して問い直す。19世紀の風景画に影響を受けており、《無題(楽園シリーズ)》では、ピクチャレスクな水上風景にぽつりと佇む女性たちが写されているが、これはスペイン最大の氷河湖サナブリア湖で撮影されたもの。彼女たちの視線はお互い交わることがなく、現代人の孤独な心情を反映させるかのように、メランコリックな情景をつくりあげている。


アンソニー・ゴイコレア | Anthony Goicolea
ディアンゴ・エルナンデス | Diango Hernández
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ディアンゴ・エルナンデス《分断されたリヴィングルーム》 2006年
MUSAC蔵 ©Diango Hernández, Courtesy: MUSAC [参考図版]
*ディアンゴ・エルナンデス(1970年、キューバ、サンクティ・スピリトゥス生まれ)
キューバ出身のエルナンデスは、ものを本来とは異なる文脈で再利用し、共産主義国家におけるプロパガンダや愛国主義を比喩的に問う。真っ二つに切断された家具やテレビ、タイ
プライターを左右対称に配置した《分断されたリヴィングルーム》は、革命以降も続く思想的分断や国外亡命などキューバにおける諸問題の反映である。ワイヤーによってなんとかその姿を保持しているが、すでに本来の働きを失ったものたちが、キューバ社会の歴史や本質を静かに訴えかけてくる。


片山薫 | Kaoru Katayama
レオニルソン | Leonilson
クリスティーナ・ルカス | Cristina Lucas
ホルヘ・マキ | Jorge Macchi
ヒルダ・マンティージャ | Gilda Mantilla
エンリケ・マルティ | Enrique Marty
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エンリケ・マルティ《家族》1999年
MUSAC蔵 ©Enrique Marty, Courtesy: MUSAC

*エンリケ・マルティ(1969年、スペイン、サラマンカ生まれ)
バロック芸術や演劇に影響を受けたマルティは、家族や友人をモデルにして、日常風景が「不気味なもの」になる瞬間を、さりげなくユーモラスに描写する。スナップショットを元に描かれた約100枚の絵が壁一面を埋め尽くす《家族》では、作家の家族があの手この手でカメラにアピールをする姿が見られる。一家団欒の親密な空間は、ほんの少しの絵画的誇張によって、ゴヤの「黒い絵」にも通ずるような狂気を孕んだものとなる。


フリア・モンティージャ&フアンデ・ハリージョ | Julia Montilla & Juande Jarillo
MP&MP ロサード | MP & MP Rosado
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MP & MP ロサード《野良犬のように》2003年
MUSAC蔵 ©MP&MP Rosado, Courtesy: MUSAC
*MP&MP ロサード(1971年、スペイン、サンフェルナンド生まれ)
兄弟で活動するMP&MP ロサードは、双子であるが故のアイデンティティの追求をテーマに作品制作を行う。《野良犬のように》シリーズでは、セビリアの街中で見つけた平凡な景色を背景に、壁を向いて横たわったり、疑いのまなざしで互いを見る、彼ら自身の姿が描かれる。背景の複製化された扉や、いびつな影は違和感をもって、見る者にアイデンティティの所在を問いかけてくる。


マリナ・ヌニェス | Marina Núñez
*マリナ・ヌニェス(1966年スペイン、パレンシア生まれ)
ヌニェスは「ノーマル」な女性像をお仕着せようとする父権的現代社会に疑問を抱き、抑圧されがちな身体と精神状態の異常性を直視させる作品を作る。《モンスター》シリーズでは、体の一部が解体、変化していく女性達がじっとこちらを見つめその深淵を共有しようとしている。目をそらさずその瞳を覗き込んだ時に鑑賞者が対峙するのは、自身の内部に住まう他者性や異常性そのものである。


タティアナ・パルセロ | Tatiana Parcero
ホルヘ・ピネダ | Jorge Pineda
ミゲル・アンヘル・ロハス | Miguel Ángel Rojas
フェルナンド・サンチェス・カスティーリョ | Fernando Sánchez Castillo
*フェルナンド・サンチェス・カスティーリョ(1970年、スペイン、マドリード生まれ)
権威の象徴となるモニュメントや建築、乗り物などを利用したアイロニカルなプロジェクトで、権力のあり方を問うカスティーリョ。《馬に捧げる建築》では、スーツ姿の男性が白馬に乗って無人の大学内を徘徊する。これはフランコ政権時に建てられたマドリード自治大学哲学科の校舎で、扉や通路は高く、機動隊が馬上から学生の蜂起を制圧できるように作られている。夢のようなイメージと裏腹に、規制・弾圧・暴力の痕跡が浮かび上がる作品。


マルティン・サストレ | Martín Sastre
ハビエル・テジェス | Javier Téllez
*ハビエル・テジェス(1969年、ベネズエラ、バレンシア生まれ)
テジェスは精神病患者とのコラボレーションで、既存の物語を読み直し、フィクションとドキュメンタリーの狭間にある新しい映像作品を作ることで知られている。《保安官オイディプス》は、ギリシャ悲劇「オイディプス王」を西部劇にアレンジしたもので、役を演じる患者は能面をつけている。その見た目の異様さとは裏腹に物語自体は原作に忠実に進むが、最後には役者の仮面が外され、見る者にはカタルシスが引き起こされる。

【日本スペイン交流400周年】
 スペインへ向けた慶長遣欧使節団派遣400周年を記念する「日本スペイン交流400周年事業」(2013年6月から2014年7月まで開催中)の一環として、本展が開催される。カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(MUSAC)の珠玉のコレクションの中からラテンアメリカを含むスペイン語圏の27作家の90年代以降の作品約50点を展覧できる。

【カスティーリャ・イ・レオン現代美術館】
 カスティーリャ・イ・レオン現代美術館は、2005年にスペイン北西部のレオン州県都、レオン市に誕生し、「“現在”のミュージアム」になることを目指して、時代を映す現代美術を精力的に集めている。東京とレオン市、2つの場所で「現在」を見つめる美術館同士のコラボレーションによって、地理的・文化的距離を超え、異なる思考が出会うプラットフォームが形成されることを目指している。

2013/12/13

ララ・アルマルセーギ 東京都現代美術館 「驚くべきリアル」展 Lara Almarcegui/The Marvelous Real - Contemporary Spanish and Latin American Art from MUSAC Collection

「驚くべきリアル」展 
スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐
会期 2014年2月15日(土)―5月11日(日)
会場 東京都現代美術館

「驚くべきリアル」展の出品作家たちの関連書籍

■ララ・アルマルセーギ | Lara Almarcegui
1972年、スペイン・サラゴサ生まれ。1991年、カスティリャ-ラマンチャ大学クエンカ芸術学部の専門課程を取り、1993年には、リスボン大学芸術学部付属リスボン芸術学校(ESBAL)で学ぶ。今年開催の第55回ベネチア・ビエンナーレのスペイン館に展示された、アルマルセーギの作品は、都市そのもの展開と都市を成す要素を省察する上で、荒廃地や建物の瓦礫を使い、都市に対する認識の高まりから発している。現代の廃墟や都市の荒廃地、積み重ねた瓦礫の山へ導くプロジェクトは、ロンドン、ベイルート、ウィーンなどの都市で展開している。

❶ LARA ALMARCEGUI
OCTAVIO ZAYA
TURNER, 2013
(ED. BILINGUE CASTELLANO/INGLES)
226 págs,  第55回ベネチア・ビエンナーレカタログ、スペイン語
Artista española con gran proyección internacional reconocida por sus series de demoliciones, autoconstrucciones y descampados. Catálogo oficial del Pabellón de España en la Bienal de Venecia, mostrará las instalaciones específicas que se exhibirán en los Giardini de la Bienal. Una obra que reflexiona sobre el paisaje y la ciudad, de índole minimalista y fría, con cierta carga de denuncia contra los desmanes del urbanismo. 
8,640円
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❷ Guía de terrenos baldíos de São Paulo
Lara Almarcegui
Effie Vourakis, Sao Paulo, 2006
36 pags. Mapas, fotos. ポルトガル語
A edição é de 2006 e foi feita por conta da 27 Bienal de São Paulo que tinha como tema “Como viver junto”. O projeto é de Lara Almarcegui (Espanha), artista que faz trabalhos fotográficos interessantíssimos com prédios abandonados e locais deteriorados.
4,270円
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❸ Ruins in the Netherlands XIX-XXI
Lara Almarcegui
Episode Publishers, 2008
208 pages、英語
For the purpose of this fascinating guide, a building is considered a ruin when its windows or doors are no longer intact or when walls or roofs have holes. The result: the building is exposed to the weather, to wind and rain, to invasions by wildlife and vegetation.
Ruins in the Netherlands focuses on buildings that are in the process of the merging of building and nature. The buildings in this guide are not the idealized ruins of churches or cottages so beloved of the Romantic poets: most of them are at an earlier stage, more recently abandoned, though some are little more than a pile of rubble. The important thing to notice is that each ruin is open to all kinds of possibilities. A unique publication exploring the architectural ruins from our contemporary culture.
6,040円
Lara_almarcegui_ruins_in_the_nether

❹ MADRID SUBTERRANEO
LARA ALMACEGUI
LA LIBRERIA, 2012
184 págs., スペイン語、ソフトカバー
Madrid subterráneo responde a la pregunta de qué hay bajo los pies; a la curiosidad por saber qué hay al otro lado de la línea del suelo de Madrid, saber si lo que hay debajo es un negativo invertido de todas las construcciones de la ciudad o simplemente una base, unos cimientos y un espacio para cobijar las infraestructuras necesarias para el funcionamiento de la ciudad en superficie. Por dónde pasan las canalizaciones, a qué profundidad, qué tamaño tienen, si se encuentran con cimientos, ruinas, obstáculos naturales, río, etc.
3,630円
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2013/12/09

ピラール・アルバラシン 東京都現代美術館 「驚くべきリアル」展 Pilar Albarracín/The Marvelous Real - Contemporary Spanish and Latin American Art from MUSAC Collection 

「驚くべきリアル」展 
スペイン、ラテンアメリカの現代アート‐MUSACコレクション‐
会期 2014年2月15日(土)―5月11日(日)
会場 東京都現代美術館

「驚くべきリアル」展の出品作家たちの関連書籍を順次紹介してゆきます。

■ピラール・アルバラシン | Pilar Albarracín
1968年、スペイン・セヴィリャ生まれ。1993年、セヴィリャ大学美術学士号取得。アルバラシンは、フラメンコや闘牛といったステレオタイプの「スペイン文化」に対し、皮肉とユーモアを交えた分析を行う。《ミュージカル・ダンシング・スパニッシュ・ドール》(本展出品)では、典型的なフラメンコのダンサーの衣装に身を包んだ人形と共に、作家自身も人形の一体かのように振る舞う。鑑賞者は、見せかけの世界に存在するただ一つのリアルである作家本人という魔術に魅せられることとなる。

❶ Pilar Albarracín
(de la serie Mécénat Altadis. Lauréats du Prix Altadis Arts Plastiques 2002, Ed. Actes Sud/ Altadis).
Paris, France 2003.
Actes Sud / Altadis
Textos : Álvarez Reyes, Rosa Martínez
Traducción : ICC, Idioma : Español, francés
10x19 cm, 64 páginas
3,400円
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❷ Mortal Cadencia
Pilar Albarracín
FAGE EDITIONS, “Varia” y La Maison Rouge, Fondation Antoine de Galbert, 2008
Textos : Antoine de Galbert, Cécile Bourne, Georges Didi-Huberman, Xavier Arakistain et Lourdes Mendez
Traducción : Pere Bramon, Neil Charlton, Juan José Lahuerta, Michel Levaillant, Joan Olivar, Charles Penwarden
Idioma : Francés, español, inglés
23,5 × 16, 5 cm, 96 páginas
5,750円

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❸ Pilar Albarracín
Catálogo de exposición Reales Atarazanas de Sevilla.
Junta de Andalucía, 2004
Textos: Rosa Martinez, Cuauhtémoc Medina, Pedro Romero de Solis
Idioma: Español , inglés
24 × 17 cm, 173 páginas
6,600円

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❹ Buscando a Herr Traumerreger.
Fundació "La Caixa", 2002
Textos: Pepa Palomar, María José Balcells
Traducción: Faus i Planas
Idioma: Español , inglés
21 × 21 cm, 36 páginas
2,830円

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