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2013/05/15

第12回ラテンアメリカ教養講座 「嗜好品でめぐるラテンアメリカ」

京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所主催
第12回ラテンアメリカ教養講座 「嗜好品でめぐるラテンアメリカ」

日時:2013年5月29日より毎週水曜日(全5回)18:15~19:30
会場:京都外国語大学 国際交流会館4階 会議室
後援:京都ラテンアメリカ文化協会

※申込不要、入場無料

 新大陸、とくに中米から南米にかけての地域は、世界でも有数の栽培植物の起源地の一つです。トウモロコシは中米を中心とした古代からの文明を支え、ヨーロッパに伝わったジャガイモは、しばしば各地の飢饉を救いました。その他、トマト、かぼちゃ、インゲン豆など数えだすと枚挙のいとまがないほど多くの植物がこの地で栽培化され、世界へ広がり、各地の食文化の一部となりました。一方、この地からは多くの嗜好品も生まれました。

 今回の講座では、その中でもマテ茶、アルコール、たばこ、コーヒー、そしてカカオをとりあげます。今は世界中の人々に広く親しまれているこうした産物が、どのような目的で育てられ、利用されてきたのか。その歴史や社会、人々とのかかわりを考古学、人類学、歴史学の分野の専門家たちがわかりやすく語ります。

one 5月29日(水)
マテ茶の文化
関 雄二(国立民族学博物館)

チリ、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルなど南米南部地域では、古くから、マテと呼ばれる木の葉を乾燥させ、湯を注いで飲む習慣が見られる。日本でも近年、飲料として知られるようになった、マテ茶にまつわる習慣や文化について紹介する。

two 6月5日(水)
ブラジルの酒―火酒と葡萄酒
住田 育法(京都ラテンアメリカ研究所)

キリスト教では葡萄酒がミサに登場しますが、日本では日本酒が神聖な儀式に使われます。ブラジルでは砂糖キビの火酒が神聖な意味を持ちます。地域の歴史と風土によって酒は内容を変えます。生産者、消費者双方のまなざしからブラジルの酒の魅力を語ります。

three 6月12日(水)
聖なる植物から嗜好品へ―たばこの発生と伝播―
榊 玲子(たばこと塩の博物館)

中南米の古代文明で神々への供物などとして重要な役割を果たしていたたばこは、コロンブスの航海をきっかけに、全世界へと広まっていきました。この講座では、たばこが、神々に捧げる聖なる植物から、長い歴史の中で、やすらぎを得るための嗜好品へと変容していったようすを解説します。

four 6月19日(水)
メキシコと日本を結ぶコーヒーのフェアトレード
山本 純一(慶應義塾大学)

講義担当者がプロジェクトマネージャーを務めた、JICA(国際協力機構)草の根技術協力事業「メキシコ国チアパス州先住民関連3団体に対するコーヒーの加工・焙煎およびコーヒーショップの開店・経営に関する技術協力事業」を紹介し、望ましい生産者と消費者の関係や公正な社会のあり方を考えます。

five 6月26日(水)
カカオ再発見
南 博史(京都ラテンアメリカ研究所/本学国際文化資料館館長)

私たち日本人にとっても身近な存在であるチョコレートとココア。その原料カカオは、中央アメリカから南アメリカの熱帯地域が原産です。その利用は今から3000年以上前に遡り、古代マヤやアステカでは大変貴重な作物でした。考古学の成果を中心にカカオの歴史、文化をひも解いてみたいと思います。

school 京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
TEL: 075-312-3388

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