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2010/03/03

Francisco Zúñiga フランシスコ・スニガ

Francisco Zúñiga フランシスコ・スニガ
1912年コスタ・リカ、サン・ホセ、グアダルーペ生まれ。1998年没。

宗教彫刻の作家である父親の木彫に影響を受け、サン・ホセ美術学校でドローイングを学ぶ。1936年、アーティストになろうとヨーロッパに行くことを考えたが、スペイン市民戦争の勃発で断念し、メキシコで画家マヌエル・ロドリゲス・ロサーノManuel Rodriguez Lozano(1897-1971)に師事する。メキシコシティーの文化人類学博物館にしばしば訪ね、先スペイン期の彫刻に触れたのが、後の作品のスタイルやテーマに影響を与える。

 1937年、彫刻家オリベイラ・マルティネスOliverio Martinezと建築家カルロス・オブレゴン・サンタシリアCarlos Obregon Santacilia が設計した「メキシコ革命記念碑」(1932-1938年、メキシコ・シティ)の制作に参加する。その才能が認められて、スニガは、ラ・エスメラルダ(メキシコ国立美術インスティチュートの絵画彫刻学校)に迎え入れられる。1970年まで、数多くのパブリックアート作品を制作する。後年、リトグラフ、ドローイング、そして彫刻の制作に専念する。

 ひたすら女性像にテーマを絞った。メキシコ南東部(タバスコ州、ベラクルス州、オアハカ州、カンペチェ州、ユカタン州、チアパス州)の女性たちをピラミッド型のコンポジションに配するためにレボソreboso(メキシコのショール)を使う。女性の外形にもかかわらず、作品にある姿は、しばしば族長のような女性の力強さを表している。若い女性、成熟した女性、年老いた女性の衣服で包まれた姿や裸体の姿を優れた技術で表現されている。彼は、自らの作品をフェミニニティの連続表現であると述べている。彼のようにメキシコ南東部の女性たちの本来の姿を捉え、表現できるのは誰としていない。神奈川県箱根の彫刻の森美術館に作品が収蔵されている。

Francisco_zuniga_two_reclining_nude
Two Reclining Nudes
Year: 1974
Technique: Sanguine
Size: 22 x 28 Inches

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